2006-01-01から1年間の記事一覧

Wii版Flash Player 7は印刷・カメラ・マイク以外はサポートする

というわけで、ASNativeでさくっと調べてみた。 [WII 7,0,77,0] 1, 2, 3, 4, 5, 9, 11, 12, 100, 101, 102, 103, 104, 105, 106, 107, 110, 112, 113, 200, 250, 251, 252, 253, 300, 301, 400, 500, 600, 666, 667, 700, 800, 900, 901, 1066, 1067, 1999, …

WiiのOperaに載っているFlash Playerは「WII 7,0,77,0」

ゲーム機をはじめとする組み込み機器にwebブラウザが載るとき、Flash Playerを搭載するか否かというのは大きな問題である。だが、開発者にとっては「どのバージョンが載るのか?」という方がより大きい問題である。なぜなら、Flash Playerの最近のバージョン…

海外のWEBページを読む際に私が使うサービスやツール

etc

全ての情報を日本語で得られればいいが、現実はまったくそんなことはなくて、世界中に広がっているインターネットであっても、「言語の壁」は大変大きなものとして存在している。大きな出来事や広く興味関心がある情報をのぞいて、各種情報は基本的には言語…

Gamasutra水口氏のインタービューに見る、日本の同人ゲームとゲームインディーズの未来

Gamasutraの水口哲也氏のインタビューに、日本の同人ゲーム/ゲームインディーズの話題が挙がっていた。 Gamasutra - Feature - "Nobody Beats the Miz: Q Entertainment's Tetsuya Mizuguchi on Name Recognition" Gamasutra:「新しい人を発掘するという意味…

Firefox拡張japanizeの対応サイトにGamasutraを追加

最近公開されたFirefox用の拡張にjapanizeというものがある。これは簡単に言えば、人力の翻訳プロクシだ。翻訳データはWikiのように登録ユーザが編集する形を取っている。公開後間もないので登録サイトの数が少ないが、特殊な専門用語が踊っているサイトは*1…

CEDEC2006に出ます

CEDEC2006の登録期限が迫ってますが、私は今年は講師側で出ます。といっても発表するわけではなくてラウンドテーブルのお手伝いですが。ラウンドテーブルなので当日の参加者の面子やその場の雰囲気で内容は大きく変わってくるだろうと思いますが、最終日なの…

Adobeが次期Flash Player/次期Flashオーサリングツールの機能を募集中

Flash Team: Feature requests for the Flash Player - post them here. Flash Team: Feature requests for interactive designers and developers - post them here. Flash Team: Feature requests for designers and animators - post them here. 一番上の…

必ずしも速くないAVM2のint/uint型

ActionScript3.0になって、それまで数値は全てNumber型であらわされていたものが、int型とuint型で型指定できるようになった。この、int/uint型の利点としてよく言われることの一つとして高速化がある。ためしにこういうコードを書いて実験してみると確かに…

ActionScript3 メモと感想

なんとか時間が出来たので、久しぶりにFlash関係について書いてみる。 ActionScript3.0は「硬い」 初めてActionScriptに触ったのは、AdobeのLiveMotion*1のものだったのだが、さくっと書いてさくっと試せる、まさにスクリプト、という感じのものだった。それ…

GDC2006のゲームデザイン関連公演ふたつ

Half-Life2の工学的ゲームデザインプロセス - プレイテストによる製作評価ループ 映画的ゲームデザイン - ゲームプレイへの融合 とりあえず、リンクだけ。前者は開発プロセスとしても面白い。後者はRicheard Rouge III氏の公演で、なかなか新しい視点。

「ゲームの処方箋」研究成果発表記念シンポジウム

昨春、TVゲームの効能面に着目し、その新たな可能性を解明すべく、第一線の科学者・臨床家による本格的な研究「ゲームの処方箋」プロジェクトがスタートしました。一年余にわたる緻密な実験・研究を経て、いよいよその真実が明らかになります。 去年、ナムコ…

"Sandbox" ACM SIGGRAPH Video Game Symposium

7月30日〜8月3日の日程でボストン行われるSIGGRAPH2006ですが、それに合わせた同じ会場で、7月29日〜30日と2日間の日程で、ACM SIGGRAPH主催の「Sandbox」というタイトルで、ビデオゲームシンポジウムが行われることが発表になっています。 Siggraphでこれ…

ゲームデザインパターンの"今"

4月からこの本の輪読会に参加している。The Game Design Reader: A Rules of Play Anthology (The MIT Press)作者: Katie Salen Tekinbas,Eric Zimmerman出版社/メーカー: The MIT Press発売日: 2005/11/23メディア: ハードカバー クリック: 20回この商品を…

ゲーム開発会社マップ:gamedevmap

http://www.gamedevmap.com/これは面白い。とはいえ載ってない会社がまだまだ沢山あることだろう。

DiGRAが日本にやってくる、いい時代になったものだ

海外ではゲームに関する研究は早くから行われており、書籍や論文なども多く発行されています。また、MITなどの世界の各地の大学がゲームについての研究教育プログラムに取り組んでいます。特にゲーム研究に関する国際学会としてDiGRA(Digital Games Rese…

1952年のコンピューターゲーム

英語版Wikipediaを眺めていたところ、自分の不勉強さが明らかになるようなページを見つけた。 OXO - Wikipedia, the free encyclopedia PONG-Story: A.S.Douglas' 1952 Noughts and Crosses game OXOという、いわゆる○×ゲームなのだが、なんと1952年、半世紀…

プレイヤー、ゲーム、世界(プレイ、ルール、文化)のトライアングル

nongames.comのエントリーにあった図が面白いので紹介。nongames.com - Triangulations (Juul x Salen / Zimmernan)今やゲームデザインの本として必ず参照されるようになった「Rules of Play: Game Design Fundamentals」の筆者である、Katie Salen / Eric Z…

ゲームデザインについてのニュースグループ、「comp.games.development.design」

以前にrec.games.designというニュースグループ(のFAQ集の「ゲームデザイン初心者に送る10のアドバイス」)を紹介したことがあったが、そことは別のゲームデザインに関するニュースグループを発見したので紹介。http://groups.google.com/group/comp.games.…

『聴くゲー』、とくれば次は…

日々つれづれ - 絵のないゲーム Gmaj7 / F@r east network:慶応SFC大岩研 学生募集 - livedoor Blog(ブログ) 卒業してすぐにこういう話を聞くと、一体自分の4年間は何だったんだ、という気分になりますな。 XBOX360での開発を予定しており、ドルビー社…

時間が作れない

それにしてもGDCの記事も追いかけられていないのに、世の中動きすぎだ。ついて行けない…。ゆっくり情報収集できるのはいつになることやら。

「ビデオゲームとエイリアン(他者・敵)」をテーマにしたカンファレンス

RGN : コンピュータ・ゲームのデザインと物語についての研究会が開かれたり*1、DiGRA 2007 Tokyoが開かれることが決まったり、国内においてもゲーム研究の動きがある中、RGNとほぼ同じ時期に海の向こうで「ビデオゲームとエイリアン(他者・敵)」をテーマに…

GDC2006まとめWiki (※注:英語版)

例によってGDC2006が始まったが、追いかけることもままならないくらいに忙しい。一つ一つ記事やレポートを探す時間などない…。そんな人にお勧めなのが、まとめページだ。例年だとIGDA.jpとかで会期終了後に日本語の記事のまとめが出来ていたりする。今回紹介…

Putting the Fun in Functional: Applying Game Design to Mobile Services

O'Reillyの主催するETech2006という(主にWEB)技術者向けカンファレンスで、ゲームデザインをWEBサービスやモバイルサービスに取り入れようという趣旨の発表があったようだ。 たたみラボ: ETech 06 WEBサイトにゲーム要素を取り入れる - Amy Jo Kim女史講演 W…

遊びの限界、ゲームの限界―『「おもしろい」のゲームデザイン』書評(2)

『「おもしろい」のゲームデザイン』を読んでから、また再び"認知科学的視点"というものを再評価するようになった。この本の一つ抜きん出た部分といえば、やはり認知科学的視点だ。これから読む人は、認知科学的知識をちょっと齧っておいてから読んでみると…

ミクロ視点の"ストレス・デザイン"とマクロ視点のゲームデザイン

先日書いた記事「なぜ「デザイン」という行為、「デザイナー」という職業は誤解されるのか」では、ゲームデザインとユーザーインターフェイスデザインを通してデザイン全般について書いたのだが、今回はその題材となったゲームデザインとユーザーインターフ…

『「おもしろい」のゲームデザイン』を読み解く研究会@東大

東大ゲーム研究プロジェクトMLより。 発表題目:『「おもしろい」のゲームデザイン』を読み解く発表の概要:昨年の12月に出版されたラフ・コスター著『「おもしろい」のゲームデザイン』(原題:"A Theory of Fun for Game Design")は、ゲームを学習過程と…

なぜ「デザイン」という行為、「デザイナー」という職業は誤解されるのか

私は個人的興味からゲームデザインについて色々と調査・研究を追いかけている。巷では「ゲームデザイン」という概念はあまりなじみが無いらしく、こういうことをしているんですよ、と説明が必要な機会は多々ある。こういったときに感じるのが、「デザインは…

なぜ『"デジタルコンテンツ大国"を唱える彼ら』はゲームに無知なのか?

コンピューターゲームに関る活動をしていると、日本でのコンピューターゲームビジネスの成功を持ち上げ、国の戦略に組み込もうという話に出くわすことが良くある。国の支援が得られるならば非常に助かるので、心強い…はずなのだが、困ったことに未だかつてま…

マルチレベル・ゲームプレイ

GamasutraでErnest Adams氏のコラム、Designer's Notebookの最新記事が公開されている。「Multi-level Gameplay」と称するこのコラムの趣旨は、レベルという用語はいろんな意味合いで使われるけれど、ゲームプレイにもレベルがあるよね、というものだ。例と…

なぜ『青少年有害論を説く彼ら』はこどもの事を信じられないのだろうか?

コンピューターゲームに関る活動をしていると、コンピューターゲームに対する批判に出くわすことが良くある。批判が無い世界ほど気持ち悪いものもないので、参考になる…はずなのだが、困ったことに未だかつてまともな批判に出会ったことが無い。そもそも対象…