Firefox拡張japanizeの対応サイトにGamasutraを追加

最近公開されたFirefox用の拡張にjapanizeというものがある。これは簡単に言えば、人力の翻訳プロクシだ。翻訳データはWikiのように登録ユーザが編集する形を取っている。公開後間もないので登録サイトの数が少ないが、特殊な専門用語が踊っているサイトは*1機械翻訳よりも精度が期待できそうだ。もっとも、基本的にはメニューの項目などを日本語化するくらいで、本文の翻訳まではあまり想定していなさそうである。一般的なニュースサイトなどは機械翻訳の方が良いだろう。

対応サイトにigda.orgがあったのだが、japanizeをインストールして閲覧したところ、北米のチャプターが訳されていない部分が多かったので、以前Annual Reportの翻訳を手伝った時にちょうどチャプターの名前を日本語化していたデータを参考に追加しておいた。とりあえず、日本語化されてないチャプターはなくなったはずだ。

次に、Gamasutraを翻訳サイトに追加した。といってもトップページをざっと訳しただけだが。Gamasutraはトップページの情報量が多く、さらに改行などの問題で上手く翻訳データが反映されず、苦労した。まだまだ抜けているところもあるので、協力者募集。

Gamasutraはゲーム開発者にとって非常に有用な情報の宝庫であるが、いかんせん英語圏のサイトなので、日本の開発者にはなじみが薄い。記事自体の翻訳には色々問題もあるが、とりあえずメニューなどが日本語化されているだけでもだいぶなじみやすくなったろうと思う。

暇があれば、GamestudiesやGame-Reserach.comとかもやってみたい。

*1:つまり訳すために専門知識が必要なサイト