「おもしろい」のゲームデザイン―「Theory of Fun for Game Design」日本語版
- 作者: Raph Koster,酒井皇治
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2005/12/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「Theory of Fun for Game Design」の日本語訳がオライリー・ジャパンから出たらしい。Slash Gamesで紹介されている。いつか手に入れようと思っていたところだったので、日本語訳が出るとは驚きである。既にigda.jpには新さんのブック・レビューも載っている*1。
早速Amazonで注文…、と思ったのだが、何故かリロードの度に在庫ありになったり在庫切れになったりで注文もままならない様子だ。なんとか注文したが、いったい何が起こっていたのか…?
ちなみに、Gamasutraには原文である「Theory of Fun for Game Design」の第5章の一部が抜粋されている。
Gamasutra - Features - "Book Excerpt: "A Theory of Fun for Game Design" - What Games Aren't"
この章は、「What Games Aren't(何がゲームではないか)」とあるようにゲームの定義やストーリーとの比較などが書かれている。先日の「ゲーム, プレイヤ, ワールド : ゲームたらしめるものの核心を探る」と合わせて読むといいかもしれない。
この本のOFFICIAL WEB SITEには、この本の出版後の発表資料が公開されている。GDC2005のシリアスゲームサミットの基調講演である「A Grammer of Gameplay」*2とTraining Fallというイベント*3での後援資料である「Why Games Matter」が公開されている。これもまた合わせて読むといいだろう。ちなみに、後者の方が専門外の人間を対象としているだけに易しい内容である。少々シリアスゲームに寄った内容だが。前者は非常に興味深い内容だが、The 400 ProjectやFADTなどの取り組みについての知識があった方がいいかもしれない。
とりあえず、私は読了しだい、レビューを書いてみたいと思う。
追記その2
この本の書評を書いたのでそちらも参照のこと。