SIG-GTスペシャル 筑波大学研究室見学会

やっと今帰ってきました。ちょいと準備します。しばらく後に見てください。地震があったりと色々大変でしたが、濃い一日でした。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0109.jpg

東京駅。12:10発つくばセンター行きのバスに乗る予定が、ダイヤの乱れで12:40発に。30分立って待つのは辛かった。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0110.jpg

つくばセンターから筑波大学の棟までまた別のバスに乗り換え。筑波にいつも来て思う事だが、どこからどこまでが大学でどこからが大学外なのだろう。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0111.jpg

ようやく、到着。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0112.jpg
http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0113.jpg

先に到着していたIGDAの新さんが講演されていた。おそらく、エンタテインメント科学研究プロジェクト( [http://www.igda.jp/modules/news/article.php?storyid=239 )向けの講演だと思う。内容は、日本と北米の差についてのいつもの話。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0114.jpg

まず始めに、Cybernicsの研究を紹介してもらった。要はパワードスーツなのだけれど、「新しいインターフェイスにもなりうる」と言う話が興味深かった。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0115.jpg
http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0116.jpg

次に訪れたのは遠隔コミュニケーションの研究。このロボットは一例で、離れた人が指し示したものを指差し棒とレーザーポインターで示し、またロボットの頭部も離れた人の頭の動きに連動して視線を表すことが出来るそうだ。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0117.jpg

操作はこのようにする。指し示す場合にはタッチパネルになっているので直接画面に触れる。これ以外にも巨大なまるで学習机のような机などもあった。レーザーポインターを多用しているのが印象的。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0118.jpg

次はロボットの研究。これはとても良く出来たロボットハンドだった。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0119.jpg


ちなみに、操作はデータグローブをはめて操作するのだが、ちょうど故障中だったようで左手で右手を操作する事になっていて可笑しな感じだった。
エンターテイメントとして考えるなら、この可笑しな感じがとても魅力的である。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0120.jpg
http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0121.jpg

こっちは、手の形状推定システム。普通のPCでも秒間30フレーム以上の処理が可能で、カメラが特殊なものを使っていた。さらに先ほどのロボットハンドと組み合わせられるという。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0122.jpg

次はVR研究室。これは以前紹介してもらった事のある食感(?)ディスプレイ。以前は味がおまけでついていたがいつの間にか骨伝導スピーカーが追加されていた。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0123.jpg

新さんが入っているのが球面ディスプレイ。よく見ると安価な材料で出来ている。

もう一つ触覚ディスプレイを触らせていただいた。これはかなり大掛かりだが、その分よく出来ていた。ただ、やはりテクスチャのでこぼこなどは再現出来ていない様で、渡辺さんのRUIと似たような問題が。


次に訪れたのが人間情報処理研究室。写真を取り忘れた。ここは感性情報処理システムにまつわる様々な研究をしていて、例えば会話による自動似顔絵生成システムなどの紹介があった。ここは個々人で研究をしているようで、バラエティに富んだ研究内容だった。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0124.jpg

次がヒューマンロボットインタラクション研究室。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0125.jpg

このように研究室内にキッチンがあり、それぞれのモノ(コップなど)にはIDタグがついていて、何を取り出したか、何をしているのかを判断し、こちら側にいるロボットが行為の補佐を担う。例としてコーヒーを入れる手順をロボットが教える、ということをやっていた。

最後に訪れたのが、エンターテイメントコンピューティングの研究室。いかにも、な研究だったのだけれども、意外と個人的にはあまり印象に残らなかった*1。ゲームにすぐ使えそうな話が多かったからだろうか。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0128.jpg
http://www5d.biglobe.ne.jp/~soya/hatena/pict0129.jpg

最後は残った人たちで近くで食事。新さんや星野教授たちのお話に混ぜていただいた。

実に濃い一日だった。やはり、他の大学の研究室なんてなかなかいけないので刺激になる。勉強にもなった。まだ消化し切れていないので、自分にとって何がどうなるかはまだ分からないけれど。

*1:決して写真を撮り忘れた言い訳ではない