”The best of the Nintendo DS launch titles isn't even from Nintendo”『ニンテンドーDS向けに現時点で発売されているゲームの中で最も素晴らしいのは、任天堂から出ているものではない』

lovefoolさんより。


ただし、ニンテンドーDS向けに現時点で発売されているゲームの中で最も素晴らしいのは、任天堂から出ているものではない――セガの『きみのためなら死ねる』(写真)だ。このゲームを手がけたのは、風変わりな音楽ゲームRez』と『スペースチャンネル5』の開発チームだ。

なんとまあ。NDSは北米で一足先に発売されているので、説得力がある。「マリオでもメトロイドでもない」ということは注目に値するだろう。NDSが本当に新しい市場の開拓を狙うならば、本当に推すべきタイトルは「きみしね」や「Nintendogs」などであり、この評価は大事にしなくてはならないだろう。

きみしね」がこういう評価を受けるのは、プロモーションのせいもあるだろう。


Nintendo of Americaが送るニンテンドーDSのTV-CMのキャッチコピーは「Touching is Good」。和訳すると「触っていいよ」で、意味深というよりセクシーな想像をしてしまうコピーですね。TV-CMでは、セクシーな女性の声で視聴者をドキドキさせるんだそうです。

北米でのNDSのプロモーションは日本よりも高年齢層を向いたものらしい。というか、まさに「きみしね」の為にあるようなプロモーションに(意図してか偶然かは知らないが)なってしまっている。「きみしね」にとってはこれほど幸運なことも無いだろう。

では国内ではどうかというと、NDSのプロモーションはニュートラルな感じで北米ほどの効果は期待できない。あとはWEBのプロモーションがどう影響するかだ。

(ちなみに、ついさっき近所のゲームショップに出かけた所、店の主人と同業者らしい人が話をしていた。聞く所によると、マリオ64DSとさわるメイドインワリオポケモンダッシュは予約が多く入っているらしい。「あとこれとこれも予約が結構入っているんだよね」と言っていたのだが、それが何を指すのかわからず。きみしねがそこに入れるかどうか。)

きみしね」のようなチャレンジ精神旺盛なタイトルは貴重だ。今後どうなるか、注目だ。