2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ミクロ視点の"ストレス・デザイン"とマクロ視点のゲームデザイン

先日書いた記事「なぜ「デザイン」という行為、「デザイナー」という職業は誤解されるのか」では、ゲームデザインとユーザーインターフェイスデザインを通してデザイン全般について書いたのだが、今回はその題材となったゲームデザインとユーザーインターフ…

『「おもしろい」のゲームデザイン』を読み解く研究会@東大

東大ゲーム研究プロジェクトMLより。 発表題目:『「おもしろい」のゲームデザイン』を読み解く発表の概要:昨年の12月に出版されたラフ・コスター著『「おもしろい」のゲームデザイン』(原題:"A Theory of Fun for Game Design")は、ゲームを学習過程と…

なぜ「デザイン」という行為、「デザイナー」という職業は誤解されるのか

私は個人的興味からゲームデザインについて色々と調査・研究を追いかけている。巷では「ゲームデザイン」という概念はあまりなじみが無いらしく、こういうことをしているんですよ、と説明が必要な機会は多々ある。こういったときに感じるのが、「デザインは…

なぜ『"デジタルコンテンツ大国"を唱える彼ら』はゲームに無知なのか?

コンピューターゲームに関る活動をしていると、日本でのコンピューターゲームビジネスの成功を持ち上げ、国の戦略に組み込もうという話に出くわすことが良くある。国の支援が得られるならば非常に助かるので、心強い…はずなのだが、困ったことに未だかつてま…

マルチレベル・ゲームプレイ

GamasutraでErnest Adams氏のコラム、Designer's Notebookの最新記事が公開されている。「Multi-level Gameplay」と称するこのコラムの趣旨は、レベルという用語はいろんな意味合いで使われるけれど、ゲームプレイにもレベルがあるよね、というものだ。例と…

なぜ『青少年有害論を説く彼ら』はこどもの事を信じられないのだろうか?

コンピューターゲームに関る活動をしていると、コンピューターゲームに対する批判に出くわすことが良くある。批判が無い世界ほど気持ち悪いものもないので、参考になる…はずなのだが、困ったことに未だかつてまともな批判に出会ったことが無い。そもそも対象…